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ヒディンク監督の「弱いチームを強くするには」論 [サッカー日本代表]

今週は中村俊輔選手だけではなく、日本で応援しているサポーターもがっかりなUEFAチャンピオンズ・リーグ、グループ・リーグ マンチェスターU対セルティック戦だった。

しかも、今週末のSPL対マザーウェル戦にも中村俊輔選手は6日の練習中に左足の内側靭帯損傷ということで欠場というニュースが出ていた。

まあ、サッカーでもサラリーマン人生でも、今やれることをやるというのが鉄則。 でLalaは先の「幻のオシム・ジャパン」の記事の情報源となった雑誌Number」715の記事の中から、面白いとおもったところを紹介する。

それはヒディンク監督の「日本人よ。 もっと自信を持て!」

それを会話形式でまとめてみた。 (カッコ内はLalaの補足)

-いったい日本はどうしたら強くなれるのか?

ヒディンク「それは岡田監督に失礼になるから(ここでは)言わない。 だけど、サッカー大国ではない国を一体どうすれば強くすることができるのか(?という点では)、私は方法論を一つ持っている。」

ヒディンク「まずやらなければならないのは、その国(の選手達)が何故そういうサッカーをするのか、本質的なルーツを知ることだ。 言い換えると、その国の“精神”を理解するということ。」

-ロシアを例に述べるとすると?

ヒディンク「ロシアは歴史的な過去の政治システムが影響して、選手は命令に従うことに慣れすぎていた。 守備の指示をだすと、そればっかりで何も他にできない。 しかし、試合中には数々の不測の事態が起こる。 トップレベル(の選手やチーム)では、即興でプレーできなければ通用しない。 だから、ロシア選手の意識の改革に全力を注いだ。」

ヒディンク「そして私は、彼らの特長を生かすべく、新たな試みを行った。 私はそれを“コレクティブ・カウンター”(個人のカウンター攻撃ではなく、チーム全体がカウンター攻撃に切り替える)と呼んでいる。」

-コレクティブ・カウンターとは?

ヒディンク「ロングボールを蹴ってカウンターを狙うのではなく、ハイテンポで、ショートパスをつないで相手ゴールに迫るというものだ。 これならロシア人の真面目さとスピードを生かすことができる。」

ヒディンク「ポイントは1人か2人でカウンターを仕掛けるのではなく、5,6人が同時に相手ゴールに迫ることだ。 それによって相手は、どこのスペースを見ればいいか、誰をマークすればいいか、大混乱に陥る。 これが近代サッカーというものだ。」

ヒディンク「相手陣内に侵入したら、なるべく少ないパスでシュートにいたることも大切だ。 コンマ何秒で相手のディフェンスの隙を見つけ、3本よりも2本のパス、そして時には1本のパスがいい。」

ヒディンク「ここで注意して欲しいのは、カウンターでゴールできない場合、素早く選手達はボールの後ろに戻って守備をするということだ。」

ヒディンク「“コレクティブ・カウンター”はトータルフットボールの変形の一つだと私は考える。 日本人選手の特長を考えると、“コレクティブ・カウンター”は日本に向いているはずだ。 日本人選手はスピードがあり、真面目で、ハードワークを厭わない。 まさにこれをやる能力が備わっている。」

-日本代表へのアドバイスは?

ヒディンク「ただ、日本代表に一つアドバイスしたいのは、“効率”意識して欲しいということ。 日本代表は常にハイスピードでプレーする傾向があるが、もし効率を欠けば、エネルギーを無駄に使うことになる。 これでは90分を通していいプレーはできない。」

ヒディンク「(2006年)W杯のオーストラリア戦で、なぜ日本代表が先に疲れてしまったかを考えて欲しい。 いかに持っているエネルギーを効率良く使うかが鍵なんだ。 効率は近代サッカーのエッセンスだよ。」

-サッカーにおける責任とは?

ヒディンク「これは“責任感”という言葉にも置き換えられる。 たとえば、あなたが2つのゴールチャンスを試合で得たとしよう。 少なくともそのうち1回はゴールにしなければいけない。 それがサッカーにおける責任というものだ。 責任感がなければ、効率をあげることはできない。」

ヒディンク「日本代表よ、『責任を負って、トライせよ(それが日本代表のプライドだ)!』ともいいたい。 ゴールチャンスがあったら、自分で打て、決して恐れてはいけない。 それも責任感の一つだ。」

ヒディンク「朴智星を見れば、アジアの選手が決してヨーロッパの選手に比べて劣っているわけではないことがわかるだろう。 私は2002年W杯後、韓国代表として活躍した朴をPSVに呼び寄せた。 彼は見事にステップアップし、現在はマンチェスターUで活躍している。 彼にできて、なぜ他の選手にできないというのか。 日本代表の皆さんも、もっと自信をもっていいのである。」

とても含蓄に富んだ、それでいて実用的なアドバイスばかりです。 実戦に強い監督だけのことはあります。

ヒディンク監督をずう~とヒディング監督だと思っていましたが、ヒディンクが正しいようで。


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